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電脳

電脳って知ってますか?
SFなんかでたま~に出てきますが(攻殻機動隊・イノセンスなど)
文字通り、機械化された脳のことを言います。


電脳は便利です。
まず記憶力が上がります。
パソコンにデータを保存するごとく脳にものを記憶することが出来るので、英単語なんかも一瞬で記憶できるわけです。
記憶力のない俺にとってはまさに憧れの技術です。
さらに脳の老化もなくなり寿命も半永久的に延ばすことができます。

「イノセンス」の世界では30年後には実用化されていますが、
残念ながら現実では
脳どころかAIの研究もあんまり進歩していないので
俺が生きているうちの実現は難しいと思われます・・・



さて、もしもそんな電脳化技術が実現したとしたら。
かなり便利なんで多くの人が電脳化手術を実践すると思いますが
その点で俺は気になってることがあります。

腕や足、内臓なんかを人工物と取り替えるのは、それほど抵抗はないですが、
でも脳味噌ってそんな簡単に取り替えられるもんじゃないですよね?

たとえば単純に今の脳味噌を、新しい電脳を交換するとしましょう。
まずはいままでの脳味噌をスキャンして、記憶や思考回路などの全ての情報を抜き出します。そのあとで新しい電脳にそれらをコピーし、それを体内に移植して完成!
って方法がシンプルですが、これはマズそうだ。
電脳を移植された新しい自分は、まあなんの疑問もなく新生活をスタートできるだろうけど、スキャンされた脳味噌のほうからみれば、自分自身にはなんの変化もないわけですよ。
おそらく元の脳味噌は不要だから廃棄するでしょうけど、
これじゃあ自殺してるようなもんじゃないですか。


医者「○○さん、おはようございます。手術の第一段階は成功です。」
患者「やった、これで夢にまでみた電脳生活のスタートだ!」
医者「いいえまだですよ、あちらが○○さんをコピーした○○さんの電脳になります。」
患者「おお、あれが俺の新しい脳味噌か。」
医者「いまは電源を切ってありますが、これから○○さんの体内に移植します。ここからが本番ですよ。」
患者「ん?」
医者「そのためにまず、今お使いの古い脳の機能を、ここで停止させていただく必要がございます。そういう訳で、こちらのお薬をお飲みください^^」
患者「ちょwwwwおまwwwww」

(2時間後)

医者「○○さん、おはようございます。手術は完全に成功しました。」
患者「やった、これで夢にまでみた電脳生活のスタートだ!」
医者「こちらが○○さんの古い脳味噌になります。薬の効果で少々形が崩れていますが、お持ち帰りになられますか?」
患者「せっかくだから記念に持って帰ろう」





自然に手術を成功させるには
とりあえず、もとの脳味噌の人は途中で起こしちゃいけないと思う。
または一気に機械化するよりも、時間をかけて部分的に機械化するなどしたほうが抵抗が少ないんじゃないだろうか?


しかし不思議なのは
どのような方法で脳を機械化するにしても、
本質的には変わらないはずなのに、なぜこうも抵抗感が異なるのかとうこと。


似たような話でテレポートの問題があります。
転送装置入り口で、転送物を量子単位でスキャンし、その情報を転送装置出口に送信し、そこで同じものを再構築するというテレポートマシンがあったとすると、
それに乗って自分自身が移動するのはやっぱり少し抵抗がある。(安全性とは関係なく)
もし転送が一瞬で行われるのであればそれほど躊躇はないが、
スキャンされた自分とコピーされた自分が、同時に存在する時間が長かったりすると、
ちょっと不気味です。


俺は乗るだろうか?

実は脳細胞は毎日10万個死んでは、新しいものが生まれているらしい。
もし魂が脳という物質に宿るのだとしたら、自分達は毎日死んでいることになるが、
そんなことはない。
脳の構造そのものが魂の形、
だとしたらテレポートしたところで自分が死んだことにはならないでしょう。

割り切れば乗れるかもしれない。


似たような題材で、違った問題を取り上げた有名なSF小説で「移送夢」というものがある
電脳手術の際、かならず脳をスキャンすることになりますが、
魂や意識がニューロンネットワークの構造に宿る
実態のない情報の集まりそのものなのだとしたら、
脳をスキャンしてその情報をシミュレートする、
その現象もある意味、魂・意識といえるのではないでしょうか?
作中ではこれを「移送夢」と呼んでいました。

よく覚えていないですが移送夢は
脳をスキャンする再に一回、それを電脳にコピーする再にかならず一回ずる見るらしいです。
しかも、移送夢を恐れて「どのような夢を見るのか」をシミュレートしようとしても、
その再にシミュレーターがまた別の位相夢を見てしまい、イタチごっこになってしまうとのこと。



意識という現象は、考えれば考えるほど不思議がいっぱいです。




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